知ってる?
LIFE SHIFTって本が前に出たけど、その本の2が出たよ。
Amazonでベストセラーに入ってるみたい。
へー、僕にも役に立つの?
どんな話か僕にもわかるように教えてよ!
OK。人に話すと自分も理解が深まるからちょうどいいよ。
早速、よろしく!
「LIFE SHIFT2」の書評まとめ
ざっくり言うと、
人生100年時代、人生の3ステージ(勉強→仕事→引退)はもう崩れている。
マルチステージ(勉強→仕事→余暇→勉強→仕事→引退)の人生を生きていくために準備しろ。
準備の方法は、こうだ!
- 「自分の人生のストーリーを自分で作れ」
- 「学び続けて人生のステージの移行を乗り切れ」
- 「人間関係を見直せ」
って感じ。
ヒロキとマドカ、トム、インなど、いろんなタイプの登場人物が出てくるよ。
例えばトム。
テキサス州に住む40歳のトラック運転手。
自動運転の進化が、自分の仕事にどんな影響を与えるか心配している。
人生のステージの移行に遭遇して、
- どんな気持ちでいるのか?
- どんな決断をするのか?
- その決断の先にどんな未来があるのか?
といったことを登場人物を例にして書かれているんだ。
僕は45歳のとき新聞配達をしていて、ステージの移行に遭遇したので、歳の近いトムの気持ちに重ね合わせて読んでいたよ。
自分に近い登場人物と重ねると、内容が心に入りやすいかもね。
後半に、社会(政府・教育機関・企業)についても書いてあったけど、まずはリーマン君にも役立つ「個人がどう準備するか」について話していくね。
よろしく!
「自分の人生のストーリーを自分で作れ」とは?
ここでは、
- 「年齢、時間、仕事に対する考え方を変えろ」
- 「主体的に仕事・余暇・勉強を選択しろ」
- 「幸福を高めるために、金が最も重要な資源とは限らない」
ってことを言ってた。
「年齢、時間、仕事に対する考え方を変えろ」
年齢に対する考え方が面白かったので紹介するよ。
「×歳です」という回答は、生まれてから現在までの年数(暦年齢)という単一の基準でしか年齢を考えていないからだ。実際には、生物学的年齢(肉体がどれくらい若いか)、社会的年齢(社会でどのように扱われているか)、主観的年齢(自分がどのくらい老いている、もしくは若いと感じているか)といった概念も存在する。
アンドリュー スコット; リンダ グラットン. LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略 (pp.88-89). 東洋経済新報社. Kindle 版.
年齢には
- 暦年齢(カレンダー上の年齢)
- 生物学的年齢(肉体がどれだけ若いか)
- 社会的年齢(社会でどのように扱われているか)
- 主観的年齢(自分がどのくらい老いている、または若いと感じているか)
という複数の概念があるんだって。
あんまり意識しないよね。
例えば、人がどのような老い方をするかは、その人が加齢について、どのような主観的感覚を持っているかに影響されるそう。
イギリスで50歳以上の6000人を対象に行われた長期研究があるんだよ。
歳をとることに前向きな人は、そうでない人と比べ、7.5年も長生きしてるそう。
歳をとるのに悲観的な人は、実際に否定的な経験(孤独や病気)をする確率が大幅に高いとのこと。
もう60歳近いのに、タバコは吸うし、酒は飲むし、ゴルフはするし、キャバクラやガールズバーも行くバツイチの先輩がいる。
でも見た目も若いし、この人、200歳まで生きるんじゃないかって思うよ。
ぜひ見習いたいね(笑)。
「主体的に仕事・余暇・勉強を選択しろ」
フルタイムで雇われて働くというのは、今後も一般的な働き方だと思う。
でもこれからは、人生のいずれかの段階で、契約社員やバイトなど、フルタイム以外の働き方を経験する人が増えるだろうね。
副業もそうだけど、雇われない働き方に対して、前向きな感覚が必要だね。
後ろ向きだと、心配事でまいっちゃうよ。
「幸福を高めるために、お金が最も重要な資源とは限らない」
マルチステージでは、各ステージでの幸福を高めるために必要な資源をどう作るか考えないといけない。
その資源は次のステージに持ち越されるから。
確かにお金は重要な資源の1つだが、絶対ではない。
お金だけでなく、自分のやりたいことや、健康、友達、パートナーとの関係なども重要な資源だよ。
確かにお金持ちになれても、独りぼっちは寂しいかな。
「学び続けて人生のステージの移行を乗り切れ」とは?
ここでは、
- 「探索を続けろ」
- 「学習できる環境を確保しろ」
- 「生涯学び続けろ」
てなことを言ってた。
「探索を続けろ」
たとえ短い期間でも、いろいろな活動を行い、選択肢を広げようという話。
それぞれの進路でどのくらいの喜びを感じるかを知っておくことは、とても重要。
だから、投資やブログを頑張ることに決めたんだ。
「学習できる環境を確保しろ」
どのくらい、学習できるかは、どのような自分の空間を作り、どのような土地で暮らすかに影響される。
自分で環境をデザインするのが大事だね。
こんな感じ。
「生涯学び続けろ」
最近の研究によると、年齢を重ねても、人の頭脳は鍛えられるんだって。
わかりやすく言うと、脳は柔軟な筋肉みたいなもの。
適切に訓練して、正しく使えば、勉強をサボって一旦能力を失ったとしても、取り戻せるということ。
でも40歳のとき、別の本でこの情報を仕入れてから、少しずつだけど勉強を始めた。
30代と比べると、確かに頭が良くなっている実感があるよ。
「人間関係を見直せ」って例えば?
ここでは、
- 「人間関係に関する計画を見直せ」
- 「コミュニティに参加しろ」
ってことを言ってた。
「人間関係に関する計画を見直せ」
十分な時間を確保できているかチェックしよう。
エネルギッシュに働くステージばかり続いていて、活動量を落とす予定がないなら要注意。
家族、友達、コミュニティなど、犠牲にしている可能性があるよね。
家族、パートナーとどんな未来を望むか、明確に話し合おう。
自分が見ている夢と、パートナーが見ている夢をすり合わせるのは大事。
「コミュニティに参加しろ」
コミュニティに時間を使おう。
自分に喜びをもたらし、学習をしたくなるようなコミュニティがGOOD。
自分の知識を分け与えたり、逆にもらったりできるようなコミュニティは楽しいよね。
僕は2つのオンラインコミュニティに参加しているよ。
「リベシティ」と「副業の学校」。
「リベシティ」は、お金に関する知識を吸収するために参加。
大阪に行ったとき、コワーキングスペースでリベ大生とお金や仕事について話したよ。
そのとき買ってきたライオン。
「副業の学校」は、ネットビジネス(WEBライターやブログアフィリエイト)に関する情報を吸収するために参加。
KYOKO先生のyoutubeでのアフィリエイトの授業を見て興味を持ったのが最初。
色々な年齢層の人たちと一緒に過ごそう。
なんとなく、年齢層の近い人と集まりがち。
でも、20代や30代の人、50代や60代の人と交流するのも大切だよね。
自分にない視点を持てるのは、今後ブログをビジネスとしてやっていくためにも役立つよ。
これは練習しかないね。
実は僕も遠慮がちなんだけど、修業だと思って飛び込んでるよ。
まとめ
まとめると
マルチステージの人生を生きていくために準備しろ。
準備の方法
- 「自分の人生のストーリーを自分で作れ」
・「年齢、時間、仕事に対する考え方を柔軟にしろ」
・「主体的に仕事・余暇・勉強を選択しろ」
・「幸福を高めるために、金が最も重要な資源とは限らない」 - 「学び続けて人生のステージの移行を乗り切れ」
・「自分の将来像の探索を続けろ」
・「学習できる環境を確保しろ」
・「生涯学び続けろ」 - 「人間関係を見直せ」
・「家族、友人、他世代との人間関係を見直せ」
・「コミュニティに参加しろ」
という感じ。
①はセミリタイア、
②は投資とブログ、
③はパートナーやオンラインコミュニティ
というふうに、マルチステージの準備を始めたよ。