おはよう。
今日は、「メタマスクの説明書」という「あっきー」さんの書いたキンドル本を紹介するよ。
そもそもメタマスクって何?
何のこっちゃだよね。
実は今月、全世界株に投資していた資金を現金化したんだよ。
仮想通貨の勉強のために、その現金を仮想通貨にツッコむ予定。
そこに、メタマスクが関係してくるわけ。
ふーん。
まあ、これから説明するから、あせらず聞いてよ。
了解!
「メタマスクの説明書」の書評まとめ
ざっくり言うと
メタマスクとは、
- 仮想通貨を入れる財布(ウォレット)のこと。
メタマスクでは、
- 仮想通貨やNFTを送受信、管理、保管できる。
- 仮想通貨やNFTの購入、決済、売買代金の受取が可能。
- 仮想通貨のスワップ(交換)もできる。
- DeFi(分散型金融サービス)も受けられる。
って感じ。
メタマスクに関してコンパクトに解説している本。
- メタマスクとは?
- メタマスクの利用手順
- メタマスクを利用するメリット
の3章だけなので、小一時間くらいで読めるよ。
2章では、メタマスクの利用手順が書いてあるから、設定する人は実際に読んでみてね。
キンドルアンリミテッドなら0円で読めるし!
僕はまず、メタマスクが何か知りたいな。
そうだね。
じゃあ、ざっくりメタマスクについて書いてある内容を話すことにするよ。
よろしく!
メタマスクとは何?
そもそもウォレットとは?
ウォレットは、日本語で言う「財布」のこと。
例えば、ビットコインが欲しいと思ったとするよね。
そしたら、仮想通貨取引所に口座を開設するね。
と同時に、取引所内にウォレットができるんだよ。
銀行口座にお金を入金するイメージ。
じゃあ、メタマスクって何かというと、自分で持つウォレットのこと。
みんなが個人で持ち歩いて使っている財布のイメージ。
メタマスクで何ができる?
メタマスクでできることは以下の4つ。
1 イーサリアム系の仮想通貨やNFTの送受信・管理・保管。
複数のアカウントを持つことが可能。
利用するサービスそれぞれのアカウントが持てるため、それぞれの仮想通貨やNFTを管理できる。
ふつうは、アカウントの切替えに手間がかかるが、メタマスクでは、切替えが簡単なので使いやすい。
2 イーサリアム系サービスの決済・売買代金の受取。
ブロックチェーンゲーム・NFTマーケット・dApps(分散型アプリ)・DEX(分散型取引所)などのサービスと連携できる。
なので、サービス内の決済やNFTの売買代金の受取が簡単。
多数のサービスで利用するトークンをまとめて管理できるのが、とても便利。
3 メタマスク内で、仮想通貨の購入や、他の仮想通貨とのスワップ(交換)。
2020年10月に、保有する通貨と別の通貨をスワップ(交換)できるようになった。
メタマスク内で完結するので、他の取引所を経由することがないので便利。
4 手数料(ガス代)をお好みに設定。
イーサリアムのブロックチェーンは、1秒間に処理できるトランザクション量が決まっている。
その上限を超えると、手数料を多く払った人から順番に処理される。
そのため、手数料(ガス代)が変動する。
よくイーサリアムのガス代が高いって聞くのは、このことだね。
そう。
なのでイーサリアムでは、処理スピードを、低速・中速・高速から選ぶことができる。
手数料の使いすぎを防ぐために、ガス代の設定を自由に決められる仕組み。
メタマスクのセキュリティ
2つのセキュリティ機能がある。
1 秘密鍵
メタマスクに保存されているアカウント情報にアクセスするために必要なパスワード。
2 シークレットリカバリーフレーズ
12個の英単語からできている。
主に、アカウントを復旧させるために使う。
この2つが他人の手に渡ってしまうと、鍵を開けられて仮想通貨やNFTなどの資産を盗まれる。
なので、「秘密鍵」と「シークレットリカバリーフレーズ」は、紙に書き留めるなどして、オフラインで厳重に管理しないとね。
了解!
メタマスクと連携できるサービス
有名なところを2つ紹介するよ。
1 OpenSea
世界最大規模のNFTマーケット。
日本では、村上龍さんが、自身のNFTアートを出品したことで話題になった。
このサービスとメタマスクを連携することによって、NFTの保管、送信、管理ができるよ。
なるほど!
2 CryptoSpells
日本初のNFTカードゲーム。
なので、日本語対応もしていて安心。
今までのカードゲームでは、どれだけ課金してカードを手に入れても、サービスが終了したら全部消えてしまった。
CryptoSpellsでは、課金して手に入れたカードをNFT化できるので、資産として半永久的に残すことができる。
このようなサービスとメタマスクを連携すると、ゲーム内通貨やNFTアセットを一括で管理できるようになるんだよ。
じゃあ、レアなカードを持ってれば、売買することもできるんだね。
そういうこと!
メタマスクを利用するメリットは?
イーサリアムやイーサリアム系トークンをまとめて管理。
できることでも言ったけど、複数のアカウントを持つことができる。
だから
- サービスごとにアカウントを分けたい
- 家族でメタマスクを使いたい
といったときは便利。
ブロックチェーンゲームができる。
有料アイテムを手に入れるときの決済が、メタマスクを繋げることでできる。
グーグルクロムなどのブラウザに、メタマスクの拡張機能を導入すれば、
- メタマスクにイーサリアムを入金して
- ボタン一つで決済画面がポップアップで表示され
- スムーズに決済。
という風に、お手軽な流れ。
また、ゲーム中のウォレットにイーサリアムを保管しておくよりも、自分のウォレット(メタマスク)に保管しておく方が安全。
手数料を自分で設定できる。
- 低速:20Gwei
- 平均:22Gwei
- 高速:26Gwei
※Gweiとはガス代の単位。1Gwei=0.000000001イーサリアム。
の3種類があって、速度ごとにガス代が違う。
例えば、
ゲームで利用するときは低速、
オークションでどうしても欲しいNFTがあるときは高速、
という風に、使い分けるといいかも。
DeFi関連のサービスが利用できる。
最近、DeFiやDEXといった金融取引が話題。
DeFiとは、直訳すると「分散型金融」。
銀行、証券会社、保険会社などのように、中央集権的な仲介者がいない金融取引のこと。
ようするに、
「人→銀行→人」のようにお金が流れていたのが、
「人→人」という風に、ユーザー同士のお金が直接やり取りされるような仕組み。
ブロックチェーン上のスマートコントラクトで自動的にお金のやり取りが実行される。
仲介者がいないので、手数料を払う必要がない。
メタマスクを使ってDeFiのサービスを利用すると、通常みんなが使っている銀行や保険のサービスを、安い手数料で受けることができるんだよ。
僕のさみしいお財布からすると、手数料が安いっていうのはうれしいね!
まとめ
まとめると、
メタマスクとは
- 仮想通貨を入れる財布(ウォレット)のこと。
メタマスクでは
- 仮想通貨、NFTの送受信、管理、保管ができる。
- 仮想通貨やNFTの購入、決済、売買代金の受取ができる。
- 仮想通貨のスワップ(交換)ができる。
メタマスクのセキュリティには
- 「秘密鍵」「シークレットリカバリーフレーズ」の2つがある。
メタマスクを利用するメリットは
- 仮想通貨やNFTをまとめて管理できる。
- ブロックチェーンゲームでNFTの売買ができる。
- イーサリアムのガス代を低速・平均・高速から選べる。
- DeFi関連の金融サービスを利用できる。
という感じ。
メタマスクがわかったところで、これから実際に、メタマスクを設定してみるよ。
僕は仮想通貨を買うところからスタートだね。
そう。リーマン君は、仮想通貨取引所で口座開設するのが先だね。
ぼくも、コインチェックとビットフライヤーの口座を持っているよ。
どっちもバックに、資金力のあるグループがついてるから安心して取引できる。
リンク貼っとくね。
OK!
口座開設できたら、この本見ながら、メタマスクにもチャレンジしてね。
まかせてよ!